エンジニア出身のマネージャーに送る、部下が進んで仕事をするための
8つの技術
<タレント トライアングル エンタープライズ社>
【今すぐ使える技術】
これからは、比較的使いやすいスキルを
三つ紹介します。
この三つは、ポピュラーなので
知っている方も多いと思います。
ナベ 「直ぐ行動に打つせるスキルってどんなものですか。」
羽譜 「その前に、人間関係が良い人に対して
君たちがとりやすい行動ってどんなことかな。」
雨 「 行動ですか。」
羽譜「 人間関係が良い人には、やりやすいけど
人間関係が悪い人にはやりにくいことって、どんなことかな。」
ナベ「 頼み事かなぁ。」
雨 「愚痴は、言いにくいですね。」
「相談事もそうですね。」
羽譜「 人にものを頼むときって、まず、何をする?」
「愚痴を言うときは、まず、何をする?」
「相談事の時は?」
ナベ 「『ちょっと話を聞いてくれないかなぁ』って
話しかけますよね。」
羽譜 「そうだよね。」
「話しかけるよね。」
「人間関係が悪い人には、まず、何事も話しかけにくいよね。」
ナベ 「話かけにくいというよりも、話したくないです。」
雨 「『話さなくっても良いかぁ』って思ってしまいますね。」
羽譜「結果と原因が逆に思えるかもしれないけど
良い人間関係を作りたいのであれば
話しやすい人になる必要があるんだよ。」
「『心理的安全性』という言葉を知っているかい。」
ナベ 「最近は良く耳にしたり、記事で目にしますね。」
「何を言っても大丈夫という安心感がある環境のことですよね。」
雨 「心理的安全性がある職場は
パフォーマンスが良いと聞きます。」
「でもどうしたら良いのか・・・」
羽譜 「心理的安全性を得るには『話しかけやすい人になる』
『話しやすい環境を作る』ことが必要だよ。」
「『話しやすい環境を作る』をまず考えてみよう。」
※Googleの プロジェクト・アリストテレスという
チームの生産性に影響する因子を調査したプロジェクトがあります。
このプロジェクトで分かったのは、チームの生産性を上げる重要な要因の
一つが「心理的安全性」だということです。
詳細は、下記URLをご覧ください。
◇1 環境設定
話しやすい環境にはどういうものがあるでしょうか。
・場所
社長室 と 食堂のカフェコーナー と
職場のミーティングスペース
・明るさ
・広さ
Openな空間/Closeな空間
・座る位置・距離
その他に項目や例があれば、書き込みをお願いします。
話す内容によって、適切な環境は異なります。
日常の仕事の相談であれば、社長室やカフェコーナーでは話しにくいでしょう。
他の人に聞かれたくないようなプライベートな相談であれば、閉め切られた空間が良いでしょう。
話の内容によって、どこの場所が良いか、選択する必要があります。
また、話しやすい座る位置・距離は、人によって異なります。
一般に斜めが話しやすいということをよく聞きますが
「正面に座ったほうが良い」「真横が良い」という人もいますし
左右でも好みがあります。
距離もそうです。
近いほうが話しやすい人もいますし
少し離れたほうが話しやすい人もいます。
だから、最初に確認しなくてはいけません。
「座る位置の方向は、このくらいで良いですか。
場所は自由に決めて良いですよ。」
「近さはどんなもんでしょうか。
もう少し近いほうが良いですか。
それとももう少し離れましょうか。」
と確認して、座る場所を決めてから
話を始めることをお勧めします。
身近な人とペアになって、試してみてください。
ZoomなどのNetで話す際も、角度や距離に好みがあるようです。
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